プログラミングR「基礎からグラフィックスまで」

プログラミングR―基礎からグラフィックスまで

プログラミングR―基礎からグラフィックスまで

 高階知巳さんの本。以前九天社から発行されたものを再発行したもの。これまで、統計パッケージとして語られることが多かった”R”について、プログラミング言語としてまとめている。
 たしかに、単に実験結果のデータを統計処理するためのツールとしてRを(このほかにも様々なパッケージを)使う場合には、このレベルを必要とする研究者は少ないかもしれない。しかし、ひとつ踏み込んで、科学的に実験や観察を行い、得られた結果を、異なった条件で行ったときはどのような結果が予想できるか(シミュレーションとか使い)客観的に(惰性ではない)評価するために、これまで以上に必要とされる手法なのではないかと考える。

(以上の考え方には、kinkouは北大の久保拓弥先生のサイトに大きく影響を受けています)

 この本だけでなく、他にもいろいろ読まなければ…。